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お知らせ
紅葉と季節と着物と
皆様、こんにちは。
小糸伸輔の店 こいとブログです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
夏の暑さから一変して、朝晩はひんやりとしてまいりました。
山は紅葉し、一気に冬へと進んでいきそうです。
今年はどのような冬になるのでしょうか?
私は冬が苦手です。。
暑いのも苦手です(笑)
秋と春の季節が一番好きなのですが時期が短いので、、困ったものです。
さて、今回は紅葉にちなんでお着物の【柄】についてのお話しを。
紅葉柄の着物は秋・通年に着よう
なんと紅葉柄のお着物は通年着用できる物もるそうです。
柄の持つ意味だそうです。
●秋に着用
【実写的な柄】【単独の柄】【紅葉+流水】
紅葉は見頃となるのは11月末頃ですが、
季節を先取りして葉が色づく前の秋に着るのがおすすめです。
●5月秋+紅葉
【青楓+紅葉】
色づく前の青々とした楓を青楓といいます。
楓の葉が赤く色づいたものが紅葉です。
この2つがともに描かれた着物は5月と秋の両方に着ることができます。
●通年
【桜+紅葉(桜楓)】
紅葉と桜がともに描かれた桜楓は通年着ることができます。
紅葉柄の着物の意味
紅葉は桜と並んで、秋の季節感を象徴する柄です。
また葉の色が変わることから変化を表す文様でもあります。
葉の色と形に趣があることから桃山時代以降に着物の柄として
用いられるようになりました。
ちなみに楓の名前は葉の形が蛙の手に似ていることから
「かえるで」と呼ばれたことに由来するそうです。
おもしろいですよね。やはり由来などがはいると昔はどのような
着こなし方や流行などの”時代背景”が気になってきます。
上記に出てきました【流水】こちらは、紅葉との組み合わせで
【竜田川】を表現するそうで、、
紅葉の名所・奈良県の生駒山地を流れる竜田川が、以下のように古今集に読まれたことに由来。
古今集、、そんな時代から。。
この他にも、季節毎の柄や色、そして時代背景のある着物の柄。
今回は紅葉にちなんで、秋の柄の内容でした。
次回もまた、季節に沿った柄について載せていこうと思います。
皆様、今回も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
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