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梅雨ではないのにこの雨の降り方。急な豪雨。そんな時お着物が雨に濡れたら、、【対処方法】
皆様、こんにちは。
小糸伸輔の店 こいとブログです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
7月の頭には台風がきましたね。
県北の方は雨が多く振っていましたが熊本市内の方には大きな影響はなかったと思います
ただ、熊本の特徴といっても過言ではない「渋滞」がすごかったです。
※写真は熊本ではありません
通常時でも渋滞がすごい熊本市内。
そこに、台風などのが加わると
通常の出勤時間に対して、プラス30分はかかったとおもいます。
熊本の渋滞、、通勤通学には時間には余裕を持って
行動しましょう
こちらは残念な記事にはなりますが↓
さて、本題ですがお着物を着用する予定が入っている日に
「台風が重なってしまった」
「いきなりの大雨だ」
なんてことも多い時期かとは思います。
そんな雨に濡れた時の着物の対策をお話ししていきたいとおもいます。
雨ジミを防ぐ着物が雨で濡れた時の応急処置
できるだけ早く応急処置をすることが大切です。
水滴が付いて濡れた着物をそのままにしておくと、
水シミ（ウォータースポット）ができやすくなります。
特に正絹（シルク）等の縮みやすい素材の着物は
水シミができやすいので
少しでも雨濡れをした時には早めに応急処置が大事です。
【着物の雨濡れの応急処置に必要なもの】
・大判のハンカチ
・ガーゼハンカチ
・手ぬぐい 等のいずれか
※色付きの物は、色移りの可能性があるので
白か薄い色のハンカチ・てぬぐいをご用意ください。
【応急処置の順番】
・全身をチェックする
・裏から布をあてる
裏側から手を入れて
ハンカチなどを裏に1枚あてておきます。
・表から水分を取る
表側からハンカチ等で「ポンポン」と
優しく叩くように水分を取ります。
こちらが、外にいた場合の応急処置です。
当日の天気予報など見てハンカチなどをバッグに入れておく必要がありますね
その後、ご自宅での応急処置です
【ご自宅に戻られてチェックするところ】
・着物の状態を確認する
着物の濡れの程度や着物の状態によっては自宅でのお手入れが対処できないことも
・水分を取る
・形を整える
着物専用のハンガーに着物を掛けて形をキレイに整えます。
・乾かす
ドライヤーなどの方法もあるみたいですが、扇風機、エアコンで。
この場合は時間がかかりやすいので、着物をながめに室内で乾かしましょう。
・細かいところの確認
※「泥」が混じっている場合は無理に拭かない
※着物をこすらない
※強く叩かない
毛羽立ちや色落ちの原因になります。
ここまでが「応急処置」です。
雨に濡れてしまったところからはじまります。
そしてご自宅でも確認とお手入れがポイント
こちらはあくまでも応急処置です。
油断油断大敵です。
「このくらい大丈夫」
「まだ大丈夫」
「平気よね、これくらいなら」
この油断が、大きな損失につながり後悔へとなっていく事になるとは。。
早めの対応が、その後の大切なお着物の綺麗に保つ重要なポイントです。
お着物に対してのちょっとの気遣いが、その後に大きく影響していく気遣いに
お着物だけではなく、色々なところでも同じことがいえそうですね。
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